こんにちは^^

ブログを読んでいただきありがとうございます。

こちらの記事は④になりますので、①、②、③の投稿からご覧ください。

そして、息子は年中になりました。

環境の変化に少し不安を感じやすい息子でしたが、

幸い、担任の先生も息子が好きな先生でしたし、お部屋も変わらずだったのでそこまで不安はないようでした。

登園を嫌がることもなく、相変わらず一人で遊ぶことを好んでいるようでしたがお友達と全くかかわらないということもないようでした。

4月、5月、6月と過ぎ、7月に入ったころ

息子から「ママ、お友達が〇君ついてこないで!って言ってくるの」といってきました。

※〇は息子の名前

「〇は遊びたいだけなのに…」と悲しそうにいうのです。

たしかに息子は、恥ずかしかったり、話しかけられなかったりすると、お友達の後を無言でついてまわったり、まねっこをしたりすることがありました。

でもそれは、本当は遊びたいけれどなんと伝えたらいいのか分からないから息子なりに考えた結果のコミュニケーションの取り方でした。

しかしそれは、同い年のお友達からしてみたら、無言でついてくる煩わしい存在なのかもしれません。

今思えば、これが息子からの最初のSOSでした。

その何日か後に、わたしは息子が話してくれたことを担任の先生に伝えました。

息子は基本的に一人で遊んでいること。

お友達と遊んでる最中に自分の意に沿わないことがあると、怒ってきめてしまい部屋の隅にいってひとりになってしまうということ。

そこから気持ちの切り替えに時間がかかり、結果、集団行動から遅れをとるようでした。

当たり前ですが、先生も息子1人に付きっきりになってはいられません。

なので、みんながなにかしている様子を遠くから一人でみているということもあるようでした。

それは家でもよくあることでしたので、特に驚きませんでした。

なんなら子どもなんてみんなそんなもんだろうと思っていたので、特に気にも留めていませんでした。

ですがそれが園生活で起こるとまたちがうんですよね。

集団から遅れを取るということは問題があるということとみなされます。

「どうして息子はみんなと同じようにできないんだろう」

「どうして息子はお友達とうまく遊んでくれないんだろう」

迎えに行っても、ほかの子は園庭で鬼ごっこなどをして遊んでいるのに息子は一人で地面に絵をかいています。

「どうしてなの?なんでみんなと遊ばないの?」とわたしは不安になるばかりでした。

わたしは帰りの車の中で毎日「今日は誰と遊んだの?」と聞くようになりました。

息子は決まって、「一人でおえかきしてたよ」と答えます。

「なんで一人で遊ぶの?」ときくと「だってだれも一緒に遊んでくれないの」といいます。

次第にきいても、「わかんない」とはぐらかすようになりました。

無視したりすることもありました。

そういう性格なのかな、とも考えたりもしました。

でもなにかがおかしいような、ひっかかるような感じがしました。

園生活での写真も笑顔のないものばかりでした。

楽しんでないような表情ばかりでした。

息子はくったくのない顔でくしゃっと笑います。

わたしはその笑顔が大好きでした。

でも、写真に写る息子は顔が引きっつっていたり、にらんでいるような表情ばかり。

そういえば最近家でもあまりあの笑顔をみていないような気がしました。

もしかしたら、息子はなにか困っているのかもしれない、嫌なことがあるのかもしれない。

わたしはそこで初めて、今まで、息子の気持ちを聞いてこなかったなと思ったのです。

友達と遊んだかどうかだけきいて、遊んでなかったら残念だし、遊んでたらほっとする。

息子の気持ちを考えてなかった。

わたしはここで初めて息子に、

「保育園でなにか困っていることはある?」と聞きました。

またどうせ答えてくれないだろうなと思っていました。

でも息子は、

「お友達と遊びたいけど遊べないの。なんて言っていいかわからないの。話せないの。」

といいました。

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